【25万円かけて問合せ0件!?】惨敗したgoogleリスティング広告。その原因を探る。

こんにちは。

大阪梅田で相続税専門の税理士をしている塚本です。

 

以前も触れましたがgoogle広告を一時期出していました。

【部分一致はキケンかも】googleリスティング広告で事実無根のクレームがきた時の対処法を公開【税理士とか相続とか】

(google広告とは、「相続 税理士 相談」などをスマホ、PCで検索したときに自分のHPが上位表示されるようにするものです。自分で検索キーワードと1クリックの単価を設定し、クリック数に応じてgoogleに広告費を払います。)

 

 

ですが結果は惨敗。

トータルコストは252,728円

成約はゼロ件。というか、

1,130回も閲覧されて、

1件の問い合わせすら、来ませんでした。。。

 

(イメージです。ウチの子ではないですよ。)

 

2019年5月は集中的に広告費をかけたにも関わらず、なしのつぶて(涙)

あれから2ヶ月。

少し傷も癒え、またやるかも知れないと思い、前回の反省を振り返ってみることにしました。

 

失敗を失敗にさせないために。

 

 

Google広告の概要

 

全体はこんな感じですが、途中休憩をはさんで2回広告を出してます。

 

1回目(2018年12月頃)

 

2018年12月~2019年1月初旬まで

表示回数 15,941回

クリック数  241回

クリック率   1.5%

費用   59,971円

平均クリック単価 @249円

コンバージョン(問合せ)1件 ※自分のテスト。

コンバージョン率 0.4%

 

ここで一旦、ストップさせます。

まずはテストのような感じでした。

 

2回目(2019年5月頃)

 

2019年4月中旬~2019年5月末まで

表示回数 48,408回

クリック数  886回

クリック率   1.8%

費用   192,729円

平均クリック単価 @218円

コンバージョン(問合せ)0件

コンバージョン率 0%

 

本腰を入れて、時間もお金も使ったのが2回目。

なんとも悲しい結果です。

 

広告用のLP(ランディングページ)

富裕層の相続税専門 書面添付は全件実施 梅田中央税理士事務所

(※2回目に出したもの。1回目のはアドレス削除したら無くしてしまいました。)

 

LPとはWEB集客用に作った1枚もので縦に長いホームページのことです。

健康食品とかで同じような作りのものを見られたことがあるかも知れません。

リンク先が無く集中的に商品やサービスの説明をします。

これは、お客さまに行動を起こしてもらうためだけに存在する特別なページなのです。

 

お金が潤沢にあれば外注したのかもしれませんが、そんなこと無いので自作です。

(ほぼ友人に頼ったのですが。。。)

GWのほとんどをこの制作に費やして、出来上がった時には「お客さまが来すぎてしまったらどうしましょう」と真剣に心配するほど、本人には納得の出来でした。

 

繰り返しますが、まったくそんなことはありませんでした。

 

 

ダメだった要因

①お客さまがいない(少なすぎ)

ターゲティングは大事です。

僕が最も自分の力を発揮出来るのも、お金持ちの方の相続問題だと思っています。

(このことについては変わりません。)

 

考えた結果、1億円以上の財産を持っている人に絞って集客しよう、と決めました。

調べたかぎりそのようなターゲティングをしている他社様は居ませんでしたので。

 

ターゲットを明確にして絞れば、他は切捨てることになってでも特定の人には強烈に刺さるはず、そう考えてのことです。

 

これがマッチしなかった。

僕の望むお客さまは、この広告を見る先にはいなかったのでしょう。

 

絞り込みすぎた結果、失敗しました。

 

 

②キーワード選定の甘さで見当違いのひとを呼び込んでいた

キーワードの設定が甘すぎたことも事実です。

(キーワード表示回数上位10個)

表示回数では、

「+相続 税金」11,820回、「+相続税」8,042回、「+相続税 税理士 相談」5,805回と続いています。

+は絞り込み部分一致という検索機能で、「相続」のワードにこれをしておけば、相続税とか遺産相続とかの相続にまつわるキーワードでも表示されるようになる便利なものです。

 

これらは表示されるものの、わたしのLPを確認して、「あれ?なんか違うぞ」と思う方が大半だったのでしょう。

そもそも1億円以上で絞っているのに、普通に調べようとされている方ではほとんどマッチしないのは明らかですよね。

 

しかもこのキーワード選定で、同業者さまに事実無根のクレームまで言われる始末。。

【部分一致はキケンかも】googleリスティング広告で事実無根のクレームがきた時の対処法を公開【税理士とか相続とか】

 

③そもそもLPがイケテナイ

LP(ランディングページ)がイケてない。

致命的な要因です。

認めたくないので③としましたが、大きな敗因かも知れません。

 

わたしの望んでいる潜在的なお客さまでも、LPに行動を起こさせるほどのアピール力が無ければ、お問合せには結びつきません。

 

④相続分野はレッドオーシャン

そもそもこの業界はレッドオーシャンです。

大手の競合他社さまも多く、その多くがWEB集客に資金とマンパワーを投下しておられます。

そのような分野では、比較対象が多く過当競争で広告費も高騰しがち。

わたしのような(今はまだ)零細事務所の資金力やマンパワーでは太刀打ちするのは、かなりのハードモードなのです。

 

 

次はこうしよう

①LPを使用せず、普通のHPを載せてみる

前回はお客さまを絞り込みすぎた結果、失敗しました。

次回は集客用のLPを使用せずに通常の梅田中央税理士事務所HPを広告に載せてみようかと思っています。

 

自然体の事務所を知っていただいて、「なんか良さそう」と思ってもらえることを目指してみようかと。

 

②キーワード選定をもっと真剣にやる

キーワード選定は大事です。

身をもって学びました。

 

これ次第で、お客さまに見て頂けるか、良いお客さまに来ていただけるか、が決まりますものね。

 

③リマーケティングしてみる

なにか検索した後、その関係の広告がしばらく表示されるものです。

後追いで、関係ないところでも表示される。

なんかちょっと恐くて敬遠してしまってました。

 

ただ、広告としては効果的なものです。

広告をやると決めたからにはやってみようかと。

 

④もっと広告費を投下してみる

25万円もかけておいてですが、それでも足りなかったのかも知れません。

広告費は投資なのでどこかでリターンが必ず来るはず。

そこに行きつくには、まだまだ投下資本が足りなかったとも考えられます。

 

 

 

 

久しぶりに振替ってみて、自分の粗さが改めて身に沁みました。

次回こそは!なんとか形になるようにしたいものです。

 

 

 

いつもHP関係で頼りっぱなしの頼れる社労士はこちら

二宮社会保険労務士事務所

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    この記事を書いた人

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    塚本 晃行(つかもと てるゆき)

    公認会計士・税理士
    三木市出身、神戸市育ち、西宮市在住の兵庫っ子。
    1980年生まれ。
    大阪梅田で相続税申告・対策メインの税理士・公認会計士のお仕事をしてます。