【大阪国税局】統計情報から読み解く超富裕層の存在【財産〇〇〇億円超】

国税庁では、毎年統計情報を発表しています。

その生データから読み解ける情報について触れたいと思います。

 

少し前のデータなのですが、改めて紐解いてみました。

2019年4月大阪国税局発表の統計資料で2017年中の相続税の申告と課税の状況になります。

 

このデータの面白いところは、課税価格階級別つまり相続財産の規模別の申告状況が分かるという点です。

一番小さいのが「5千万円以下」で、最上位はなんと「100億円超!!

そんなに財産を持っておられた方が実際に統計資料に出てくるなんて。

把握できる範囲で紐解いてみましょう。

(姫路城です)

 

参考:国税庁HP 統計情報(大阪国税局)※外部リンク

調査対象:

「申告状況」は、平成29年中に相続が開始した被相続人から、相続、遺贈又は相続時精算課税に係る贈与により財産を取得した者について、平成30年10月31日までの申告又は処理(更正、決定等)による事績を「申告書、決議書等」に基づいて作成した。
「課税状況」は、平成29年中に相続が開始した被相続人から、相続、遺贈又は相続時精算課税に係る贈与により財産を取得した者(同一被相続人から財産を取得した者全員の差引税額がない場合を除く。)について、平成30年10月31日までの申告又は処理(更正、決定等)による事績を「申告書、決議書等」に基づいて作成した。

 

相続財産規模別の相続の状況

(※大阪国税局統計情報平成29年分を基に加工)

 

2017年中の相続税申告の対象となられた方(亡くなられた方)は23,133人。

そのうち、10億円以上の財産を有しておられたかたは112人おられました。

相続税申告が必要な方の中でも、上位0.5%に該当します。

 

 

その中でもトップクラスの100億円超の財産を持っておられた方が4人おられます。

 

驚くべきことに4人の合計財産が1,230億円なので、

平均すると相続財産は、1人およそ308億円になります。

 

グラフにすると突出しすぎですね。

70億円超の方ですら、全く敵わない境地にいらっしゃるようです。

 

大企業の創業者一族か、投資家か、大地主か。。。

ちょっと想像がつかない世界ですね。

 

そして、その相続税の納税額は合計で600億円

 

相続人が13人おられましたので、

相続人1人あたり46億円の税金を支払われた計算になります。

こちらも突出しております。

 

現金で一括納付されたのかどうかまでは読み取れませんでしたが、

おそらく、財産のほとんどが株式か不動産かと思われますので、

税金の支払いにはかなり苦労をされたのではないかと推察されます。

 

 

 

それにしても、統計データで見ると、

想像を超えるようなお金持ちの方が実際にいらっしゃることがよく分かりますね。

 

いつか、そのような雲の上の方々の生前対策からお手伝い出来ることを夢見て頑張ります!

 

 

 

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この記事を書いたひと

塚本 晃行(つかもと てるゆき)
塚本 晃行(つかもと てるゆき)公認会計士・税理士
三木市出身、神戸市育ち、西宮市在住の兵庫っ子。
1980年生まれの38歳。
大阪梅田で相続税申告・対策のお仕事をしてます。